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うちわ工房見学3

投稿日:2017/07/12

うちわの縁を貼っていきます

栗川商店さんのうちわ工房見学のパート3です。

前回のブログでは、うちわの型抜き工程までご紹介しました。

今回は、その後の工程です。

 IMG_2584

型を抜いたうちわのフチに紙を貼っていきます。
結構細かい仕事ですが、器用にやっていかれます。

見事なもんですね。

 

柿  渋  で  す

最後に柿渋を塗るそうなんですが、柿渋を塗る職人さんが不在の為残念ながら、塗る工程は観れませんでした。

IMG_2583
栗川社長が柿渋を持ってきてくれました。
写真の深皿に入った液体が柿渋です。
これも自家製だそうです。
私もなめてみましたが、柿渋というくらいなんでほんとに渋いかなと思っていましたが、無味無臭。
柿タンニンが体によいそうです。
柿渋を塗ると虫が寄ってこない、防虫効果があるそうです。
こんな感じで伝統工芸品の来民うちわが出来上がっていきました。
竹骨製作から紙を貼って、型抜いて、フチ紙貼って、渋塗ってといくつもの工程を経て一つのうちわが完成します。
この伝統技を絶やさないようにしていただきたいですね。
ちなみに、画像の中の柿渋が入った深皿の前にあるうちわは昭和4年に作ったうちわだそうです。

 

 

 


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